東京メトロ

旧「営団地下鉄」、正式名称帝都高速度交通営団。その民営化によって誕生した東京メトロ。営団地下鉄時代から長きにわたり、各駅発車前に簡易的なブザーが流れるのが大きな特徴で、これは「営団ブザー」の愛称で趣味人からも親しまれ、個体差が大きいので全貌を把握するのが難しい所もマニア心をくすぐる物だった。平成に入ってから開業した南北線では路線のイメージに合わせたメロディを導入してみたものの、他の路線は長らくそのままの雰囲気で変わらずに推移していた。

事態が変わったのは2008年の副都心線開業の時。このとき、久々の新路線に気合を入れた東京メトロは全駅全ホームに異なる発車メロディを導入。後にホームドアの導入などに合わせて他の路線にもこれが波及。特に日比谷線や千代田線は路線のイメージも大きく変わり、それまでの今一つ暗かったイメージから脱却した感がある。

音源の作成は塩塚博や福嶋尚哉など、発車メロディ界隈の重鎮がメインで担当し、管理会社としてはスイッチが殆どの路線を担当。「各駅各ホームで1曲ずつ」という方針にしたことから曲の数はあまりにも膨大で、そんな中には極端に扱われることが少ない曲も混ざっているので集めるのは困難を極める。
また、余りのも多数の曲を、路線によっては一気に導入する羽目になった事も影響しているのか、曲名が酷い例が非常に多く見受けられる(特に丸ノ内線と有楽町線が顕著)のが苦笑いといったところ…曲名を知らずにただ曲だけ聞いている分には問題ないので、むしろ曲名は知らないままの方が良いのかもしれない。


このページの最終更新日:2020/11/9

※駅メロディのページ全てに載せている諸注意。
【1】音源は権利関係が面倒なので公開する予定はありません。各自で検索して聞いてみて貰えれば。
【2】情報の信憑性については、それぞれのページの最終更新日で判断してください。
【3】この纏めを参照して収録しに行ってみて違うものが流れていた場合でも一切の責任は負いかねます。
【4】全ての駅の使用状況を網羅できている訳ではありません。特に、過去の接近メロディに関しては全てを把握するのはどれだけ調べてもまず不可能です。ご了承ください。
【5】この纏めにおいては以下の曲名は用いていません(正式な曲名と勘違いされるのを防ぐ為)。
・「近郊地域○○番」「音色Aa」等の「発車ベル使用状況」で使われている整理番号。
・「東上A」「はいいち」等の趣味人の間での俗称。
その為、「曲名不明 ○○」となっているものが多数存在します。多少見づらいとは思いますがご了承下さい。



東京メトロに関しては、1駅1ホーム1曲、というペースでメロディが導入されている事から、路線別に公開致します。


【G】銀座線

【M・Mb】丸ノ内線

【H】日比谷線

【T】東西線

【C】千代田線

【Y】有楽町線

【Z】半蔵門線

【N】南北線

【F】副都心線




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