10000系 「副都心線」として渋谷〜池袋間の開業を決めた13号線用に製造された車両。有楽町線との共通運用になり、一部の7000系の代替にも用いられました。 なんといってもその未来的なデザインが特徴で、外見のみならず車内にも斬新な点が多々見られます。標識灯が鍵穴の様になっているのは、丸ノ内線の300形のデザインをモデルにしているとの事。また、警笛は銀座線開業当初の車両、1000形のものを再現しているそうです。車内では全面ガラス張りの貫通扉が特徴。6000系が登場当時、ずっと先の車両まで見渡せるように車両の妻面に貫通扉を設けず大きな穴を開けていました。それをモデルにしたデザインなのかもしれません。旧営団地下鉄はチャレンジ精神豊富な車両が多かったので、東京メトロになって初めての新車となる10000系はそれらの特徴を満遍無く取り入れた「21世紀の地下鉄」という事なのかもしれませんね。 左写真は10017F。新木場にて。 | |
簡単な年表 2006/9/1 登場 | |
最終更新:2024/1/8 【編成】107,108,109,110,117,118,123,129,131,132,133,136(1枚)、 105,116,128(2枚)、130(3枚)を追加。 【行先】F特急 森林公園を追加。 【風景】2枚追加。 |
10004F以降の車両は、前面の黄色帯が消され、茶色帯のみとなっています。「有楽町線」としてよりあくまでも「副都心線」としての役割を重視した結果なのでしょうか。でも有楽町線も黄色帯の車両はもういないわけですし、もう有楽町線も茶色でいいんじゃないですかね、ラインカラー。 撮影地:新木場 |
クハ10100 | 10109(朝霞台) |
モハ10200 | 10209(朝霞台) |
ドア | 車内 | 貫通扉 | 標識灯 | 運転台 | 社紋 |
側灯 | LCD表示 | 8両ステッカー | 座席 | 座席袖仕切り | ドア 注意表示あり |
・10000系走行音 【副都心線】新宿三丁目〜池袋(急行)(6分2秒:1.9MB) 【有楽町線】豊洲〜辰巳(2分12秒:718KB) 見た目も車内も個性の塊な10000系ですが、走行音自体はこれといった特徴も無い三菱のIGBTとなります。ドアチャイムがJRと同じ音になったのが一番の変化だと言えそうです。ちなみに、副都心線で走行音を録るなら、急行で新宿三丁目〜池袋で録るのがお勧めです。 |
・10000系ブレーキ解除音 静かです。この音は他に05系最終増備車や08系で聴けます。 1秒(11KB) |
・10000系 池袋発車(youtube) 数あるA-trainの車両の中でもデザインはかなり斬新だと思われる10000系。すっかり有楽町線の主役になってしまいました。 ホームドアが無い頃の映像です。 |
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・10000系 千川通過(youtube) 副都心線開業後2年ほど有楽町線を走った「準急」。和光市〜小竹向原〜池袋と停車、あとは新木場まで各駅に停車していました。 |
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10117F 新富町発着(youtube) 副都心線用ならびに有楽町線の7000系の後継車両として登場した10000系。今やすっかり両線の主役となり、有楽町線のラインカラーの筈の金色が目立たなくなってしまった気もします。標識灯が鍵穴型となったり、警笛が旧型車の音色を再現していたりと、かなり凝った作りとなり、登場時は話題になった気がします。 モーターは三菱IGBTです。凡な音ではありますが音量は大きめで聞きごたえはあります。 |
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・10000系ドア開閉(youtube) 当然のようにグッドデザイン賞を持っていった10000系。見た目も車内も、斬新なデザインが話題になりました。有楽町線と副都心線の双方で活躍しており、2012年度からは東急東横線・みなとみらい線にも乗り入れる予定です。 扉に関しては、基本的に今までのイメージと変わりません。窓枠の形も、6000系統の更新で採用されているものと同じものがつかわれています。 化粧板が扉も壁も灰色一色で何の模様もないのが特徴。暗い印象になるかと思いきやそんなことなく、明るい雰囲気の車内が出来上がっているのはなかなかスゴい。 |
新木場 | 新木場 | 綾瀬工場 | 綾瀬工場 | 綾瀬工場 | 綾瀬工場 |
綾瀬工場 | 綾瀬工場 | 中目黒 | 石神井公園 | 石神井公園 | 石神井公園 |
新木場 | 新木場 | 新木場 | 新木場 | 自由が丘 | 自由が丘 |
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