新潟県の五泉と加茂を結ぶ地方私鉄として運行されていた蒲原鉄道は、1985年に路線の大部分が廃止されてしまい、そこそこ規模の大きな町である村松と五泉の間、わずか4.3kmのみの短い路線となってしまいました。その小さな路線で運行されるレトロな車両は人気者となっていましたが、やはりその営業距離では需要もたかが知れているようで、1999年に営業を廃止してしまいました。廃止から15年以上経った現在でも、廃線跡はそこそこ分かりやすい形で残っています。上写真はバスターミナルとして現在も使用されている村松駅になります。
地元からはとても親しまれていたのか、保存車両は数多く存在しています。そのうちのいくつかは取り壊されてしまったようですが、大切に整備されている車両もあるので今後も見ること自体はたやすいのではないでしょうか。
尚、蒲原鉄道は現在バス事業者として存続していますが、その規模は今一つです。
最終更新:2015/10/19 モハ1形・モハ11形・モハ61形・ED1形
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