熊本電鉄
熊本県内で鉄道とバスを運営する熊本電鉄ですが、2つある起点がいずれも熊本の中心からは少し離れており、1つは熊本の隣の駅の上熊本、もう1つは熊本城付近から少々歩いた位置にある藤崎宮前となります。その藤崎宮前駅の周辺では電車が決して広くない道路で路面を走る(一応、道路との境目が無いだけでバラスト敷きではあるのですが)区間があり、独自の光景として全国的に有名でもあります。

車両は長らく元都営三田線の6000形を主力として用いていましたが、近年はその6000形の老朽化に伴い代わりの車両が導入されつつあります。それらの車両はいずれも18m以下の3扉車となっていますが、6000形が大型車両であるが故に上熊本〜北熊本の運用に入ることが出来なかったので、その運用区分を無くす狙いもあるのだろうと思われます。

また、東急電鉄の「青ガエル」こと5000系を最後まで使用していた鉄道としても有名で、単行に改造されてこそいるものの、2021年現在は、運用を離脱したものの北熊本駅構内の車庫で動態保存が行われています。稼働状態にある5000系が残っていることは非常に貴重な事であり、これだけでも熊本電鉄を訪問するだけの価値はあると言えそうです。

最終更新:2022/12/18 01,03,1000,5000,6000



〜自社車両(斜体は引退)〜
アイコン 車両名 運行路線 アイコン 車両名 運行路線
01形 菊池線(全線)
藤崎線(全線)
03形 菊池線(全線)
藤崎線(全線)
200形 引退済み 1000形 菊池線(全線)
藤崎線(全線)
5000形 引退済み
(動態保存)
6000形 菊池線(北熊本〜御代志)
藤崎線(全線)
モハ71形 入換用 ナ1形 引退済み

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