7260形
7250形に次ぐ京成からのリース車両で、こちらは京成3300形が種車となっています。2編成8両が譲渡されて登場し、これらをつなぎ合わせて8両編成で運行していました。これで1編成という扱いとしている為、実際の編成番号は7268編成のみとなりますが、一応4両ずつ別の編成だったことからこのサイトでは一応2本の編成として公開させていただきます。

この車両のうち7265〜7268号車は、京成時代に座席の試験を行った編成(3316編成)が前歴で、車内が通常の3300形と異なるのが大きな特徴。ただ古い車両のように見えて、実は貴重な存在というわけです。

非常に古い車両(現役当時、地下鉄直通用の車両としては阪急3300形に次ぎ2番目に古い車両でした)であるものの、他の北総線の車両と共通運用。都営線にも入れば自社線の特急にも使われ、京急線内では快速特急にも使われていました。京急のダイヤにこの車両がついていくのはかなり無理があるようにも思えましたが…。

最終的に、京成電鉄の「赤電」最後の車両として2015年3月にさよなら運転を行い、引退しました。この車両の後継として京成からリースされたのは3700形の3748編成。当面、その編成が引退する事は無いでしょう。

上写真は四ツ木にて。
簡単な年表
2006/2/20 登場
2015/3/22 さよなら運転
2015/3/23 宗吾へ回送(廃車回送)。これにより引退する。
最終更新:2015/4/5
【映像】1点追加。



〜編成別〜
7264編成
急行 羽田空港
平和島
急行 羽田空港
平和島
普通 羽田空港
四ツ木
普通 羽田空港
八広
普通 羽田空港
青砥
普通 日医大
高砂
7268編成
急行 羽田空港
品川
急行 日医大
天空橋
普通 羽田空港
四ツ木
普通 羽田空港
八広
普通 日医大
高砂


〜型式別〜
デハ7260形(Mc)

7261(八広) 他の車両…7264(八広)、7265(八広)
デハ7260形(M)

7263(八広) 他の車両…7262(八広)、7266(八広)


〜Others〜※写真は京成3300形と共通
ドア 台車 車内 7264 車内 7268 貫通扉 運転台
扇風機 吊り革 非常通報機 京成グループロゴ 側灯(1)
製造表示 形式表示 北総鉄道表示 側灯(2)


〜行先表示〜
前面
(更新前)
印旛日本医大
側面
(更新前)
急行 羽田空港
側面
(更新後)
普通 羽田空港


〜映像〜

・7260形ドア開閉(youtube)

元京成3300形の7260形。8両中4両は、座席が異なる試験車の3316編成が前歴であり、単純に「古い」「1本しかない」という理由以外にも貴重な存在です。
もちろん、京成3300形と基本的には何も変わりません。いたってシンプルな扉に、閉まる直前にガチャガチャと大きな音がする、いかにも「京成」な仕様の扉です。


北総のTopへ京成のTopへ都営のTopへ京急のTopへ関東地方の鉄道のTopへ鉄道データのTopへTopへ