20000系 |
近年の鉄道車両の標準車体となった日立の「A-Train」。その先駆けとも言える存在がこの車両で、例えば、前面の形は、デザインこそ違えど東武50000系等と瓜二つだったりします。 101系の代替を目的に2000年から導入され、「環境と人に優しい」を車両のテーマとしました。基本的には101系のうち「旧」101系の代替を目的として導入されていたため、旧101系が本線系統から引退した時点で製造は終了。新101系の置き換えには30000系を充てることになりました。 上写真は20101F、中村橋にて。 |
簡単な年表 2000年 登場 |
最終更新:2021/6/23 【編成別】101F,102F,108F,153F(1枚)、104F,151F,152F,158F(2枚)追加。 【行き先】準急飯能、回送を追加。 【風景】3枚追加。 |
3000系の銀河鉄道999号が引退してしまった事から、代わりに登場した20000系の999号。デザインのデの字も感じられないような酷いラッピングなのは相変わらず…。 余談ながら、メーテル側の前面が標識灯を点灯させているのを遠くから見ると何だか目が光っているようで狂気を感じます。 撮影地:東長崎 |
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3000系のL-Trainの後継として9000系のL-Trainが導入されましたが、その9000系も先が見えていることから20000系のL-Trainが登場。さらにこちらは、池袋線と新宿線で1本ずつ導入する、という大盤振る舞い。車内も少し改装されています。この為、一時的にではありますがL-Trainが3本も走っている、というなかなかスゴい状態になっています。 撮影地:花小金井 |
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2019年の南入曽の公開イベントで展示されたL-Trainは、ライオンズのリーグ2連覇を記念し、編成札のような形で「V2」の札が前面左上に掲げられたほか、何故かスカートが黄色にラッピングされていました。その後この状態で運用に入った訳でも無いようで、この黄色のスカートは一体何だったのやら。 撮影地:南入曽車両基地 |
〜編成別(10連)〜
クハ20100 (Tc1) |
クハ20108(練馬) |
西東京市 「いこいーな」 (20158F) |
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2007年 ケロロ軍曹 春の西武スタンプラリー (20158F) |
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2014 夏休み 妖怪ウォッチ 西武線スタンプラリー (20152F) |
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L-Train (20104F 20105F) |
ドア | 車内 | 貫通扉 右開き |
貫通扉 左開き |
車椅子スペース | 車椅子スペース 先頭車 |
吊り革 | 運転台 | パンタグラフ | 転落防止幌 | ロゴ | 側灯 |
扉上案内表示 | 座席袖仕切り 交換後 |
3色 | ||||||
快速 拝島 | 急行 西武新宿 | 各停 豊島園 | 各停 西武球場前 | |||
フルカラー | ||||||
準急 飯能 | 各停 西武秩父 | 急行 本川越 | 準急 所沢 | 臨時 | 回送 |
・20000系走行音 【新宿線】高田馬場〜西武新宿(3分18秒:1.05MB) 【新宿線】久米川〜小平(2分9秒:701KB) 収録に困るくらいの静けさ…と思いきや、高速域に上がるとそこそこ賑やかな音になります。日立のVVVFインバータ装置を採用しており、取りたてて珍しいタイプの音でもありません。 |
20000系20102F(日立IGBT)西所沢発着(youtube) 20000系は、日立製作所の「A-train」の始祖とも言える車両(当時はA-trainシリーズは存在していなかったものの、設計は同シリーズのものとほぼ変わりません)。西武鉄道が奇抜なデザインを採用し始めたのもこの車両が切っ掛けだったのではないでしょうか。 モーターは日立IGBTですが、非常に静かなのが特徴(音鉄的には録音しづらい存在でもあります。いや、静かなのはいい事なのですが)。その割に、ドアエンジンが6000系のそれと変わらない事から扉の音は大きめになっています。 |
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20000系ドア開閉(youtube) 新しい割には随分と大きな音を立てて開閉するような気がします。ドアチャイムは初期の音程が高いタイプ。 余談ですが、この編成「妖怪ウォッチ」のラッピング電車だったので、ちょっとだけ動画に子供の声が入っています。 |
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