5000形 |
1975年から導入された19m3扉車で、本線系統の主力車となっています。現在貝塚線で1本だけ活躍している313形も元々は本線で活躍していた車両であり、5000形はそれらを代替するために導入されました。これによって車両の大型化が図られたことになります。置き換えるべき車両が多かったことから1991年までの長期にわたって製造されています。1990年代にこれが導入されていたというのは何だか不思議でもありますが、それだけ使いやすい車両だったのかもしれません。 デザインは基本的に前に導入された600形を元にしているものの、標識灯がさらに大きくなり、運転台側の前面窓がパノラミックウィンドウになったのが大きな変更点。2022年現在の本線系統では最も古い車両ですが、特急運用にも多く用いられており、他のツーマン運用の車両と運用上の区分はありません。2016年に9000形が登場したことで置き換えが始まってはいるものの、その速度ものんびりとしており、今しばらくはその姿を見ることが出来そうです。 上写真は5113F(小郡にて) |
簡単な年表 1975年 登場 2017年 初廃車(5101F) |
最終更新:2022/1/30 【編成別】5032,5034,5121,5125,5126,5130,5137(1枚)、5119(2枚)、5008(4枚)を追加。 【Others】黒Hゴムのドア以降を追加、車内を置き換え。 【行き先】特急福岡天神以降を追加。 【風景】1枚追加。 |
〜編成別〜
ドア 灰Hゴム | 車内 | 標識灯 | 主要諸元 | ドア 黒Hゴム | ファンデリア |
座席 | 優先席 | 製造表示 | 車椅子スペース | 非常通報装置 | 座席 後期車 |
座席袖仕切り |
普通 筑紫 | 急行 花畑 | 普通 小郡 | 特急 福岡天神 | 特急 大牟田 | 普通 太宰府 |
急行 二日市 | 急行 太宰府 | 急行 筑紫 | 急行 小郡 | 急行 久留米 |
5000形ドア開閉(youtube) いつのまにか天神大牟田線最古参となってしまった5000形。灰Hゴムで窓を押さえていて、中央のゴムは黒Hゴム。5000形は基本的にこの組み合わせのようです。 何の特徴も無い扉・・・といいたいところなのですが、取っ手がかなり高い位置にあるのが特徴。こんな位置に取っ手がついている車両、他に知りません。 |
|
5000形(5009F)薬院発車(youtube) 5000形は、西鉄を代表する車両でなおかつ、天神大牟田線の最古参。普通から特急まで幅広く用いられています。非常に多くの車両が在籍しているため、見るのは簡単です。抵抗制御を採用。平成に入るあたりまで増備が続きました。 最古参で除籍もようやく始まったばかり。今しばらくは安心して見る事が出来そうです。 |
薬院 | 福岡天神 |
西鉄のTopへ: 九州地方の鉄道のTopへ: 鉄道データのTopへ: Topへ |