1000系
2000系で導入された技術を基に、1994年に開業する関西空港も見据えて1992年に登場した車両で、塗装されているもののステンレス製となっています。1次車のみ狭幅ですが、以降の車両は広幅となりました。また、現在の南海電鉄の車体色は、1000系の登場に伴い採用されたもので、南海電鉄のイメージを変えた車両とも言えます。

2017年以降は車体更新も行われており、今後も徐々に更新車は増えるものと思われますが、モーターは2023/6時点で変化が無く、今後いつ更新が始まるのかが気になる所です。

上写真は1007F、天下茶屋にて。
簡単な年表
1992年 登場
1994年 2次車が登場。広幅となる。
2001年 6次車(1051F)が登場
2017年 更新開始
最終更新:2023/6/18
【編成】01F,03F,04F,07F,51Fにそれぞれ1枚追加。
【映像】天下茶屋発着を追加。
【風景】3枚追加。




6連3本、2連3本のみ、という少数派の1次車。狭幅車体となっていますが、どちらにせよ車体下部は少しカーブした形状になっているので、意識しないと気が付かない事も。

撮影地:難波
4連1本のみ、とさらに少数派の6次車。他の編成と異なり、ベースとなる白色が塗られていないので区別は簡単です。このほか、それまでの車両と少しずつ仕様が異なっているので、違いを探すのも楽しそうです。走行装置もGTOからIGBTに変更されています。
2018年12月時点では高野線の所属となっています。

撮影地:住吉公園

〜編成別〜
1001F
急行 田園都市
難波
普通 なんば行
天下茶屋
1002F
区急 三日市町
minapita
新今宮
1003F
空急 関西空港
生茶
難波
区急 みさき公園
準急 和泉中央
難波
空急 関西空港
難波
普通 なんば行
天下茶屋
1004F
空急 なんば行
天下茶屋
1005F
空急 なんば行
住之江競艇
新今宮
普通 なんば行
新今宮
1006F
普通 関西空港
難波
区急 和歌山市
みさき公園
1007F
空急 なんば行
天下茶屋
1008F
普通 なんば行
新今宮
普通 和歌山市
新今宮
区急 和歌山市
難波
普通 なんば行
堺市
1009F
区急 和歌山市
難波
普通 羽倉崎行
堺市
1010F
空急 なんば行
minapita
新今宮
回送
minapita
新今宮
普通 関西空港
難波
空急 なんば行
貝塚
空急 関西空港
羽衣
1031F
区急 三日市町
minapita
新今宮
1033F
急行 和歌山市
みさき公園
1035F
普通 なんば行
和歌山市
1036F
普通 和歌山市
難波
1051F
普通 なんば行
新今宮
普通 和歌山市
住吉公園
普通 なんば行
貝塚
急行 なんば行
天下茶屋


〜Others〜
標準
ドア LED有りドア LED無し扉上案内表示
LED
座席座席袖仕切り標識灯 LED
ドア LCD有り扉上案内表示
LCD
1051F
ドア LED有りドア LED無し扉上案内表示 車内座席座席袖仕切り
ボックスシート


〜行先表示〜
種別
準急普通
行先
和泉中央和歌山市
LED 種別
普通区急
行先
関西空港和歌山市


〜車両の音〜
・1000系 走行音

【南海本線】岸里玉出→粉浜(1分41秒:578KB)

日立後期GTOで非常に重厚な音になります。このモーターを採用している車両は徐々に換装が進められていますが、2019/11現在では南海1000系にはそれは進められておらず、楽にこの音を聞くことが出来る貴重な存在となっています。

・1000系1051F走行音

【南海本線】泉大津→松ノ浜(1分41秒:554KB)

M車が賑やかだったので隣接するT車の車端部から収録しています。最終増備車となった1051Fでは、制御装置がGTOからIGBTに変更されており、他の1000系とは全く異なる走行音となっています(製造自体はそれまでの車両と同様に日立製)。



〜映像〜

・1000系 新今宮・難波発着(youtube)

編成番号は動画内に記載しています。

日立GTOを採用した車両は近年は機器更新が積極的に進められている印象ですが、南海1000系は2019/11現在まだその動きが全く無く且つまとまった編成数が在籍している貴重な車両と言えます。見た目も音も良いのですが、塗装が褪せている事がかなり多いのが少し惜しいですねぇ…。


・1000系 天下茶屋発着(youtube)

発着のどちらも1001Fにて(発車を収録した車両がなんばで折り返してきました)。 ほぼ同期の泉北5000系の機器更新が進む一方2023/5時点では動きが無い南海1000系ですが、いつまでこのモーター音が聞けるでしょうか…



〜風景・並び〜
難波天下茶屋天下茶屋天下茶屋

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