3400形 | |
1993年に、旧スカイライナーAE0形の足回りを流用して登場した車両で、車体は3700形をベースとした鋼製車体を採用し、この車両に施行された塗装はこの後の赤電にも流用されました。回生失効が45km/hととんでもなく早く、運転するにはかなり癖のある車両のようです。 なんでわざわざ「AE0形の」足回りを使って「鋼製の」新車を作ったのか、と感じるかと思いますが、当時の京成電鉄は立ち直りつつあったとはいえまだまだ資金不足の状態だったため、新規にAE100形や3700形を作っていたことを考えると、これ以上高い投資は出来なかったのでしょう。 延命か廃車か、今後の動向が注目され続けていた車両でしたが、2020年にとうとう最初の廃車が行われ、延命の流れは無さそうな空気になりました。元々多数派な車両でもないのでいつ引退してもおかしくなさそうに思えます。 左写真は3448F、青砥〜立石にて。 | |
簡単な年表 1993年 AE0形からの車体更新で登場 2005年 パンタグラフ交換・車内LEDの配置および種類の変更 2006年 側帯が塗装からテープに変更される。 2020年 初廃車 | |
最終更新:2023/10/9 【編成】48Fに3枚追加。 【行先】快速を追加。 |
割と遅くまで方向幕にローマ字の入らなかった3438F。 もちろん、今はローマ字併記の幕に変更されています。 以前はこのような表示の車両ばっかりでした。 撮影場所:青砥 |
〜編成別〜
モハ3400形(M2c) | モハ3441(京成津田沼) |
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モハ3400形(M1) | モハ3442(京成津田沼) |
モハ3447(京成津田沼) |
サハ3400形(T) | サハ3443(京成津田沼) |
サハ3446(京成津田沼) |
モハ3400形(M2) | モハ3444(京成津田沼) |
|
モハ3400形(M1') | モハ3445(京成津田沼) |
各種ヘッドマーク類 |
案内表示交換 LED有 |
案内表示交換 LED無 |
案内表示交換 LED有 / 黄帯 |
案内表示交換 LED無 / 黄帯 |
案内表示交換 LED有 / 黄帯 番号表記ずれ 3438F |
案内表示交換 LED無 / 黄帯 番号表記ずれ 3438F |
原型 | 外側 |
前面 (種別) |
||||||
回送 | 臨時 | 特急 | 快速 | |||
側面 | ||||||
快速 佐倉 | 普通 高砂 | 特急 成田空港 | 特急 宗吾参道 | A快速 羽田空港 | 快速 西馬込 | |
普通 西馬込 | 快速特急 上野 | 快速 佐倉 | 回送 | 快速特急 成田 | 快速 成田空港 | |
臨時 | 特急 佐倉 成田空港方面 |
・3400形走行音 【京成本線】高砂〜小岩(2分49秒:922KB) 【押上線】青砥〜立石(1分52秒:611KB) 【押上線】立石〜四ツ木(1分38秒:536KB) 【北総線】白井〜西白井(2分13秒:723KB) 【北総線】大町〜松飛台(1分45秒:574KB) 【北総線】秋山〜北国分(1分56秒:633KB) 【北総線】北国分〜矢切(1分49秒:593KB) 【都営浅草線】押上〜本所吾妻橋(1分38秒:535KB) 旧AE形の音そのままになります。基本的には3600形もほぼ同じ音です。起動時にかなり爆音になるのが特徴。この点については3600形よりも大分激しいように感じます。 |
3408F 本所吾妻橋発着(youtube) 3700形の後期車がやってくるという情報をもとに撮影を開始したところ、明らかに違う音が…。 結果としてまた3400形の映像が1本増える事になったのですが…まぁ、それはそれでいいか。笑 | |
3408F 船橋発着(youtube) 初代スカイライナーAE形の生まれ変わりである3400形。3100形の導入がどのように響いてくるのかが気になる所。 回生失効の早さ、そして起動時の爆音。趣味的にはとても味わい深い車両なのですが、扱う方は大変なんじゃないかなぁ、なんて思ったりもします。 | |
3418F 大門発車(youtube) 引退する引退すると言われつつもなんだかんだずっと残っている3400形。3100形の導入が去就に影響するのかどうかが気になる所です。 起動時のモーターの爆音の唸りが個人的には味が合って好きな車両ですが、運転する側からしてみれば回生失効があまりにも早くて扱い辛いので不評…といった話を聞いた事があります。種車が相当古いのである程度扱い辛いのは止むを得ないのかもしれませんが…。 | |
3418F 日本橋発着(youtube) 3400形は初代スカイライナーAE形の機器を流用し、当時の最新型であった3700形に準じた車両(但し車体は鋼製)として導入された車両で、見た目に反した重々しいモーター音が特徴。また、停車時の回生失効が45km/hととても速いのも特徴で、運転にはかなりクセがある車両でもあるようです。個人的には好きな車両ですが、鋼製車であるが故か走行機器の更新が行われる気配も無いので、3100形の増備によっては引退も近いのかもしれません。 | |
3438F,3428F 宝町・日本橋発着(youtube) 見た目の新しさとは裏腹に、モーター音には歴史を感じる3400形。停車時は回生失効が早いので案外静か(コンプレッサーは煩いけれど…)なのですが、起動時の爆音は非常に味があります。運転する側は大変なんだろうなと思いつつ、長く見れたらいいなぁなんて思ったりします。3100形の増備がどう影響するやら。 | |
3428F 高砂発車(youtube) 初代スカイライナーのAE0形の主要機器を流用、3700形に準じた形の鋼製車体を載せて登場したのが3400形。京急線直通運用を中心に活躍を続けています。走行機器は見た目に反して結構な年齢となっているので、近々何らかの変化がありそうな車両であるとも言えそうです。3700形で行われている行先表示のLED化も、今のところ3400形には施行されていません。 | |
3448F 立会川通過(youtube) スカイライナーの生まれ変わり、3400形。足回りが古いとはいえ元々は有料特急だった車両ですから、高速運用にも平気で用いられるようです(…というより、それより古い抵抗制御の3500形も高速運用に用いられているのが現状だったりしますが)。3700形同様、エアポート快特の運用が主。いつまでこの姿を見せてくれるやら…3500形、3400形の京急線内での運用は早めにしておくに越したことはなさそうです。 | |
3418F 青砥発車(youtube) ついにと言うべきかようやくと言うべきか悩みますが、3100形による置き換えが始まった3400形。アコモこそ3700形に準じていても初代AE形の走行機器に鋼製車体なのですっかり傷んでしまっている印象。追加で3100形が製造されないうちに見ておくが吉です。 起動時のモーター音の唸りが他の車両の比ではない為、趣味的には面白い車両でもあります。 |
国府台-江戸川 | 国府台-江戸川 | 東中山 | 品川 | 品川 | 青砥 |
東成田 | 東成田 | 東成田 |
大久保 | 市川真間 |
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