1960年から製造された所謂「赤電」の1形式であり、旧来の3050形とは、登場当時から前照灯が左右上部に振り分けられたことや側面の乗務員室扉が大型化された事が異なっていました。お察しの通り、更新後は殆ど3050形と変わりません。
3200形以降の赤電グループは更新と共に前面デザインが変更されましたが、3100形については特に前面デザインへ変更されず、そのまま現在の塗装に塗り替えられた唯一の車両でもありました。あまり似合っていなかったことは言うまでもありません。
末期は千葉急行(今の千原線)に譲渡されて一度形式消滅となったものの、千葉急行が形成に合併となった際に京成電鉄に復帰し、その2か月後の1998年12月に引退しています。
上写真は3124F、柴又にて。
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