8000系 |
伊豆急行は、それまで運用していた2扉普通鋼製の100系(1000系含)の置き換えのため、親会社となった東急電鉄からもうすぐ除籍される8000系を譲り受けることにしたのですが、東急での8000系除籍の時期と伊豆急での100系除籍の時期が合わず、導入まではなかなか苦労がありました(その間の"繋ぎ"としてJR東日本からもうすぐ除籍になる予定になっていた113系と115系を購入して200系として使用していました)。 2005年、ようやく東急8000系を譲り受けることができたため一部の中間車を先頭車に改造するなどしたうえで登場した8000系。2100系「リゾート21」と比べると車両的な魅力が薄らいでしまった感がありますが、海側の座席はクロスシート(西武10000系からの流用品)に変更されており、海を眺められる車両という特徴は継承されています。このほか、わかりやすい点ではドア上のLED案内表示やドアチャイム、車内自動放送を追加した事が東急時代からの変更点です。ステンレスで塩害にも強いこの車両。今後の長い活躍が期待されます。 上写真はTA4編成、城ヶ崎海岸〜伊豆高原にて。 |
簡単な年表 2005年 登場 |
最終更新:2020/10/12 【編成別】TA3,6,TB4(新規)、TA4,TB1(1枚)、TB2,5(2枚)、TB6(3枚) TA8(4枚)をそれぞれ追加。 【形式別】全て追加。 【ヘッドマーク】伊豆半島ジオパークを追加。 【Others】扉番号、ひし形パンタを追加。 【行先】普通伊豆高原、回送を追加。 【車両の音】伊東線内の走行音を追加。 【映像】全て追加。 【風景】3枚追加。 |
クハ8000 | クハ8005(熱海) |
クハ8018(熱海) |
モハ8100 | モハ8105(熱海) |
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モハ8150 | モハ8158(熱海) |
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モハ8200 | モハ8208(熱海) |
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クモハ8250 | クモハ8255(熱海) |
各種ヘッドマーク類 |
ドア LEDあり | ドア LED無し | 車内 | パンタグラフ シングルアーム | 台車 | 運転台 |
クロスシート | ロングシート | 優先席 | 座席袖仕切り | 扉上案内表示 | 標識灯 |
沿線案内 | ドアにご注意 | 扉番号 | パンタグラフ ひし形 |
普通 伊東 | 普通 熱海 | 普通 下田 | 普通 伊豆高原 | 回送 |
・8000系走行音 【伊東線】来宮→伊豆多賀(6分2秒:11.0MB) 【伊豆急行線】城ヶ崎海岸〜伊豆高原(3分17秒:1.04MB) 車内チャイムと自動放送、そしてドアチャイムが追加されていますが肝心な走行機器は弄っていないので走行音は東急時代と変わりません。車内チャイムは8500系が譲渡された長野電鉄でも聞けるもののようです。一方のドアチャイムはなんだか珍しい音。東急車の譲渡車はどれもこれも風変りなドアチャイムが設置されているのが面白いところです。 |
TA8+TB5編成 熱海発車(youtube) 東急8000系を譲受した事によって登場した8000系。車体が頑丈な事もあり見た目からも特に古さを感じず、すっかり伊東線&伊豆急行の主役に上り詰めた感があります。リゾート21と比べると味気ないのは仕方のない所ですが、一応海側の座席については交換が施されています。モーター音は東急当時と同じなので、走行音自体は非常に豪快です。 実質伊豆急の一部のようにも感じる伊東線。JRの発車ベルの後に東急8000系が発車してゆく光景はなんだか新鮮です。 | |
8000系ドア開閉(youtube) ドア上にLED(青一色)が設置され、変わった音のドアチャイムが設置されましたが、それ以外は東急時代と同じです。車内は海側の座席がボックスシートになっていますが、山側の座席に東急時代の面影を感じることができます。 | |
扉上案内表示の様子(youtube) 一先ず2タイプ撮影してみました。青色LEDで、あんまり表示は大きくありません。が、文字の色が目立つからでしょうか。見づらいという印象は感じませんでした。青色LEDを採用している鉄道としては京阪電鉄などがありますが、そちらと比べても見やすい色だった印象。 やはり走行中は随分と揺れるので手ぶれが酷いのはご容赦ください。 |
川奈 | 伊豆急下田 | 伊豆急下田 | 熱海 | 熱海 | 伊豆高原 |
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