7700系 |
1962年に登場し、営団(現:東京メトロ)日比谷線直通の運用に主に用いられていた7000系を1987年からVVVFインバータ制御に改造したのが7700系で、導入当初はまず大井町線で運行されることになりましたが、1995年以降、池上線でワンマン運転を行うこととなり、それに対応した更新を行った上で池上線に転属。目黒線の開業によって分断された多摩川線でも運行を開始し、池上線と多摩川線の主力として運行することとなりました。 後継の7000系の導入や東横線から撤退した1000系の転入等により置き換えが進み、2018年に引退しています…が、この7700系を養老鉄道が買い取り、今後30年程度は使用するつもりだと表明しています。2018年引退時点で51年目。いくら腐食しない車体で、車内も足回りも更新しているとはいえ、まだ30年もその姿が見られることになるとは!驚きですね。 上写真は7913F、御嶽山にて。 |
簡単な年表 1967年 種車7000系登場 1987年 7000系の改造により登場 1995年〜 ワンマン化改造を実施。 2018年 引退 → 養老鉄道へ |
最終更新:2019/1/20 【編成別】7906F(1枚)、7905F,7912F,7914F(2枚)、7901F(4枚)それぞれ追加。 【保存車】1枚追加。 【Others】ドア(警戒帯A)を追加。 【映像】2点(7905F、7912F)追加。 【風景他】2枚追加。 |
ワンマン対応更新を行った際に余った車両を繋げ、先頭車化改造および走行機器の変更を行って登場した7915F。9000系に類似した前面となり、それまでの7700系と全く見た目を異にしています。…が、特異な存在で扱いにくかったのか、後継の車両が導入されると真っ先に引退してしまいました。 撮影地:五反田 |
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7912〜7914Fはいわゆる「歌舞伎塗装」といわれる塗装に変更されました。これはワンマン化開始当初、ワンマン対応の有無の区別の為に塗り分けられた物でした。現在は全ての編成がワンマン運転に対応しているので、色での区別は意味が無くなってしまいましたが、この塗装の編成と7915Fに限り、側面にも行き先表示が付いています。 撮影地:御嶽山 |
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7700系が名車7000系の生まれ変わりな事は上で述べましたが、その7000系のトップナンバーを更新して登場したのがこの7910F。他の車両と仕様は何も変わりませんが、鉄道史的にも重要な存在です。 撮影地:雪が谷大塚〜御嶽山 |
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その7910Fは、池上線90周年を記念して前面の赤帯を外し、7000系のリバイバルと言える姿になりました。暫くこの姿のまま運用されていましたが、2014年5月に残念ながら引退しています。 撮影地:雪が谷大塚〜御嶽山 |
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7700系が引退した頃、7600系の時と同様に蒲田駅に列車を模したオブジェクトが出現しました。ライトがボール再現なのも同様。今現在も7600系のオブジェクトは残っているのか、これに使いまわしたのかは定かではありませんが、何にせよ、中の人からも愛されていたことが伝わりますね。 撮影地:蒲田 |
デハ7702 (丸善池袋店) |
7700形 7713(御嶽山) |
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7800形 7807(雪が谷大塚〜御嶽山) |
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7900形 7907(雪が谷大塚〜御嶽山) |
ドア 番号位置1 |
車内 | 社紋 | パンタグラフ シングルアーム |
パンタグラフ 菱形 |
運転台 7915F |
扇風機 | 吊り革 | 車外スピーカー | 側灯 | サボ受け | 製造表示 (7001) |
標識灯 | 急行灯 | 座席 | 運転台 一般車 |
製造表示 | ドア 番号位置2 |
優先席 | 座席袖仕切り 中央 |
座席袖仕切り | 吊り革 優先席 |
ドア 番号位置1 警戒帯A |
五反田 |
・7700系走行音 【池上線】千鳥町→池上(1分49秒:595KB) 【多摩川線】大崎広小路→戸越銀座(1分59秒:648KB) 見た目とは裏腹なVVVFのモーター音。一応、東洋GTOを採用しているのですが、良く聞く音とは随分と音の聞こえ方が異なります。初期の初期のモーターであるが故なのでしょう。 |
7902F 多摩川発車(youtube) ※古いカメラで撮影した動画です。音量、音質にご注意ください※ 車体は古いのに音は新しい不思議な存在である7700系。徐々に置き換えも進んでいるようですが、今しばらくは活躍を見ることが出来そうです。 |
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7905F 多摩川発車(youtube) 養老鉄道への譲渡が決まった7700系ですが、その塗装もカラフルな物になりそうで楽しそうですね。運用入りしたら訪ねてみたいものです。 |
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7912F 多摩川発車(youtube) 2018年にとうとう過去の車両となってしまった7700系ですが、まさか譲渡されることになるとはだれが予想したでしょうか。この初期の初期の東洋GTOのまま運行されるのかは分かりませんが、養老鉄道での長い活躍に期待したいところです。 |
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