10-300形 |
10-000形(1986年以前製造の車両のみ)の置換、且つATCや列車無線の更新に対応するために導入された車両。同時期に、先頭だけ新造して中間は既存の10-000形の改造で補う10-300R形が導入されており、広義には10-300形の一部として扱われています(10-300形の最初の編成が370と半端な数字なのも10-300R形の続番である為)。10-300R形の先頭車は、10-300形とはドアチャイムが異なるほか、車内の案内表示も千鳥配置になっています。 1987年以降に製造された10-000形は暫く置き換えが行われていませんでしたが、2013年から置き換えが始まり、その際に導入された10-300形は、以前の製造分とはもはや別物と言って差し支えない程の仕様変更が施されていますのでページを分割しています。 2022年以降は、初期に製造された8両編成の10-300形の置き換えまで始まってしまいました。同じ形式で同じ形式(最も、建前上同じ形式なだけでまるで別物の車両ではありますが…)を置き換える、という0系新幹線のような状態になってしまっています。 上写真は10-410F。千歳烏山にて。 |
簡単な年表 2004年 登場 2005/5/21 運用開始 2013年 3次車が登場 2022年 8両編成の置き換えを開始 |
最終更新:2024/1/1 【編成】450(2枚)、460(1枚)、470(4枚)、480(1枚)を追加。 【風景】4枚追加。 【走行音】笹塚〜本八幡間10点、岩本町〜神保町間2点を追加。 |
〜編成別(8連)〜
東京五輪2020 |
ドア | 車内 | 車椅子スペース | 貫通扉 | 座席 | |
優先席 | 座席袖仕切り | 扉上案内表示 | 8両編成表示 | 標識灯 | |
製造表示 | LED照明のPR | 車外スピーカー | 吊り革 | 10両編成表示 | |
パンタグラフ |
各停 笹塚 | 快速 多摩センター | 各停 新宿 | 快速 本八幡 | 各停 多摩センター | 急行 笹塚 |
区急 多摩センター | 各停 本八幡 |
・10-300形(2次車まで)走行音 【新宿線】瑞江→篠崎(2分11秒:713KB) 【京王多摩線】京王永山→若葉台 【京王多摩線】若葉台→稲城 【京王多摩線】稲城→京王よみうりランド 【京王新線】笹塚→幡ヶ谷 【京王新線】幡ヶ谷→初台 【京王新線】初台→新宿 【新宿線】新宿→市ヶ谷 【新宿線】市ヶ谷→神保町 【新宿線】神保町→馬喰横山 【新宿線】馬喰横山→森下 【新宿線】森下→大島 【新宿線】大島→船堀 【新宿線】船堀→本八幡 【新宿線】岩本町→小川町 【新宿線】小川町→神保町 線路の幅を都営新宿線に合わせただけで、基本的にJR東日本のE231系(500番台etc)と全く同じ三菱IGBTです。ドアチャイムもJRタイプですが、若干音程が低くなっています。本家E231系は更新が進んでこのモーター音が聞けなくなりつつあるので、意外と貴重な物なのかもしれません。…が、2次車までの10-300形も置き換えが進んでいるので、結局こちらでも安泰とは言えません。 |
・10-300形(〜2次車)ドア開閉(youtube) 基本的にJR東日本のE231系と同じタイプの車体とされた10-300形。さすがに車内の配色とかは独自色を出していますが、ドアはJRのものとなんら変わりません。ドア番号の表記が無い、ってくらい。 ドアチャイムもJRと同じですが、微妙に音程が低くなっています。 |
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・10-300形(〜2次車)初台発着(youtube) 従来の10-000形の代替を目的に登場した10-300形。当初は先頭車以外は10-000形の使い回し、という10-300R形が存在していた為にそのちぐはぐさが話題となりましたが、現在はそのような状況は解消されてします。 車体も走行装置も、当時のJR東日本のE231系が基本となっており、モーターも同様の三菱IGBTとなっていますが、本家E231系でモーターの換装が進んでいる事を考えると、意外と貴重な存在なのかもしれません。 個人的には、内装が暗くてちょっとなぁ、なんて思ったりもします。 |
明大前 | 笹塚 | 東大島 | 笹塚 | 笹塚 | 笹塚 |