20070系
日比谷線の混雑対策として20050系を導入していた東武鉄道ですが、20050系が所要数に達したため、再び3扉の新形式を作ることとなり登場したのがこの20070系。基本的に20050系と変わりませんが、側扉の窓の支持方式が変わったほか、車内案内表示が新たにLEDの物として追加されたのが、大きな特徴(この2点は後に登場した30000系に継承)。このほか、東武鉄道で初めてシングルアームパンタグラフを本格採用しています。

日比谷線直通系統の20m4扉車7両編成化に伴い、2017年7月から70000系による20000系統の置き換えが始まっていますが、置換えられた20000系列を改造の上、地方線区の8000系や6050系の代替に用いる事になっており、20070系は中間のサハ2両を除いた6両が全て再利用されています。然しながら、3本のみの存在であった20070系は真っ先にその改造の対象となってしまい、20000系列3型式の中で最初の廃型式となってしまいました。

上写真は21872F、小菅にて。
簡単な年表
1997年 登場
2017年 改造のための運用離脱が始まる
2019年 20070系としては引退 → 20400系へ
最終更新:2022/4/23
【編成別】72F,73Fに1枚追加。



〜編成別〜
21871F
→21411F
→21421F
北千住行き
南千住
中目黒行き
小菅
中目黒行き
西新井
中目黒行き
西新井
21872F
→21412F
→21422F
中目黒行き
東武動物公園
中目黒行き
南千住
中目黒行き
梅島
中目黒行き
小菅
中目黒行き
南千住
21873F
→21413F
→21423F
中目黒行き
南千住
北越谷行き
小菅
中目黒行き
梅島
北越谷行き
梅島
南栗橋行き
北千住
中目黒行き
銀座
動物公園行き
草加
中目黒行き
松原団地


〜Others〜
ドア LED有 ドア LED無 車内 座席 扉上案内表示


〜行先表示〜
北越谷南栗橋


〜車両の音〜
・20070系走行音

【伊勢崎線】小菅〜五反野(1分42秒:556KB)

【東京メトロ日比谷線】茅場町〜人形町(1分22秒:447KB)
【東京メトロ日比谷線】人形町〜小伝馬町(1分44秒:566KB)
【東京メトロ日比谷線】秋葉原〜仲御徒町(1分36秒:522KB)

基本的に20050系や9050系等となんら変わらない音です。日比谷線内は線形の都合上殆ど速度が出ないところや出ても混雑しているところばかり。録るなら伊勢崎線内が良いでしょう。



〜映像〜

・20070系ドア開閉(youtube)

20070系は、日比谷線直通用車両の増備分として導入された車両で、先に登場した20050系と同じくVVVFインバータ制御を採用していますが、5扉車の所有数は足りていたため、全ての車両が3扉に戻されました。

扉に関しては、後に登場した30000系と変わりません。行き先を常に表示するLED案内はちょっと珍しい存在だと言えそうです。


・20070系21873F 南千住発車(youtube)

日比谷線を走る20000系統、というだけで今後は貴重な映像になってしまうのでしょう。駅放送の「〇番線は、発車いたします。」という言い回しもいつの間にか過去のものになってしまいました。



〜風景・並び〜
草加

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