1300系
2両編成の増結車が必要になった事から1971年に登場した車両で、細かく区分すると4形式に分けられます。現存は2形式。

デ1300形は、1971年に登場した車両で、基本的に1100形と同様の形態を持っているものの、回生ブレーキの装備が省略されたことから形式が分けられました。6000系の導入によって2015年までに引退しています。

デ1320形は、上述のデ1300形を4連化するために1975年に登場した車両で、中間車のみの形式となります。混雑緩和の為に3扉となったのが大きな変化で、後の車両と見た目の違いはほぼありません。1997年に先頭化改造で後述のデ1370形になり、形式消滅となっています。

デ1350形は、デ1300形をベースに3扉の冷房車として1979年に登場した車両で、1987年までの長期にわたり製造が続きました。この車両と時を同じくして3000系が登場している為、それに準じた内装に変更されており、以降の車両の標準となりました。

1370形は、粟生線に残っていた非冷房車を置き換えるため、デ1320形を先頭化改造して1997年に登場した2両編成の車両。この形式では形式記号である「デ」が省略されています。

現在はデ1350形と1370形が残り、このデザインの車両の主力として運行が続いています。

上写真は1351F、鈴蘭台にて。
簡単な年表
1971年 デ1300形が登場
1975年 デ1320形が登場
1979年 デ1350形が登場
1997年 デ1320形が1370形への改造により引退
2015年 デ1300形が引退
最終更新:2018/12/26
【編成別】1351F,1357F,1359F,1361F(1枚)を追加。
【ラッピング】ヘッドマーク1枚追加。



【写真】

2018年、神戸電鉄は開業90周年。それを記念した復刻塗装が2本登場しました。内1本はデ1350形の1357F+1359Fの4連で、高度経済成長期以降の塗装に塗られています。細かな変化を除けば1世代前の塗装でもありその色味も現在の物と似ている為、こちらは今見ても違和感は感じない気がします。

撮影地:鈴蘭台

〜編成別(デ1300形)〜
1309F
除籍
普通 小野行き
新開地



〜編成別(デ1350形)〜
1351F
準急 三田行き
新開地
準急 三田行き
食浴の秋 有馬
鈴蘭台
1357F
準急 新開地行
鈴蘭台
回送
神鉄90th
鈴蘭台
1359F
回送
神鉄90th
鈴蘭台
1361F
普通 小野行き
新開地
普通 新開地行
ジョイフル有馬
鈴蘭台
準急 三田行き
食浴の秋 有馬
鈴蘭台



〜編成別(1370形)〜
1371F
準急 有馬温泉
新開地
準急 三田行き
新開地
1373F
普通 小野行き
新開地
1375F
普通 小野行き
新開地



〜ラッピング・ロゴ等〜
各種
ヘッドマーク類



〜Others〜
【前期】
デ1300形
1370形
ドア 車内 1370形
【後期】
デ1350形
1370形
ドア 車内 貫通扉



〜行先表示〜
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普通 小野 準急 三田 準急 新開地


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