泉北高速線の開業に際し1970年に登場した車両で、当時製造されていた南海6100系(現在の6300系)を基本としつつ、セミステンレス車体とすることでコストカットを図り、また、直線的な前面形状とした事で6100系とはイメージを異にする車両となりました。後に標識灯の位置を変更した事から、見た目の印象は6100系というより6200系に類似したものとなっています。
1995年に廃車が始まり、7000系の導入によって置き換えが本格化。2000年に引退していますが、1両が泉ケ丘の「ビッグバン」の敷地内で保存されています。残念なことにハッピーベアル塗装になってしまっている事から個人的には食指の動く保存車ではないのですが、現存がこれしかない事には致し方がありません。
上写真は588号の保存車。ビッグバンにて。 |