5700系
1986年、5000系や7000系の後継車両として登場した車両。当時製造されていた6500系に倣って界磁チョッパ制御を採用しています。車掌側の窓を思い切り大きくしたのは、7000系のパノラマの伝統を継承した、という意味合いが強いようです。また、通勤輸送にも使用する割に扉の数が少ないからでしょうか、側扉は他の車両と比べて若干太めになっています。また、この5700系を基本として機器流用車として登場したのが5300系で、種車は初代5000系と5200系。見た目はパンタグラフの位置が異なる程度となっています。

5300系の機器の劣化が進んだことや、2扉で現代の通勤輸送では使いづらい事が災いし、3150/3300系と9500系により置き換えが進み、2019年までにすべての車両が引退し、昔の名鉄らしさを残した2扉車は全て引退してしまいました。

上写真は5307F、神宮前にて。
簡単な年表
1986年 登場(5700系)
1988年 登場(5300系)
2010年 5601Fが登場
2019年 引退(5300系・5700系とも)
最終更新:2019/2/8
【編成別】5306Fに1枚追加。




2010年、6両編成の5700系を4両編成に改造した際に余った中間車に、廃車された5300系の先頭部分を取り付けて登場した5601F。見た目としては、先頭車の運転台後ろの座席がないのが大きな特徴となります。…が、見た目の違和感が全く無いので何気なく撮影して後で気づくことがあったり。

撮影場所:名鉄名古屋

〜編成別(5300系)〜
5303F
除籍
普通 知多半田
神宮前
5305F
除籍
普通 犬山行き
名鉄岐阜
普通 犬山行き
名鉄岐阜
5306F
除籍
普通 東岡崎行
名鉄名古屋
普通 東岡崎行
名鉄名古屋
5307F
除籍
普通 金山行き
神宮前
5308F
除籍
普通 金山行き
神宮前
普通 知多半田
神宮前
5313F
除籍
普通 東岡崎行
国府
編成不明
除籍
普通 内海行き
大江
普通 内海行き
神宮前
普通 豊明行き
鳴海付近
車内から


〜編成別(5700系)〜
5704F
除籍
普通 金山行き
神宮前
5705F
除籍
普通 東岡崎行
上小田井
普通 東岡崎行
上小田井
5601F
除籍
普通 犬山行き
名鉄名古屋
編成不明
除籍
準急 知立行き
神宮前
準急 知立行き
神宮前
普通 豊明行き
撮影場所不明


〜形式別〜
モ5300
5300系

モ5306(神宮前)
モ5350
5300系

モ5356(神宮前)
モ5400
5300系

モ5408(神宮前)

モ5406(神宮前)
ク5800
5700系

ク5804(神宮前)
モ5850
5700系

モ5854(神宮前)
モ5750
5700系

モ5754(神宮前)
ク5700
5700系

ク5704(神宮前)


〜Others〜
ドア車内貫通扉ロングシート座席袖仕切り転落防止幌
補助椅子運転台展望席速度計クロスシート標識灯
吊り革


〜行先表示〜
普通 東岡崎普通 犬山


〜車両の音〜
・5300系走行音

【各務原線】名鉄岐阜→田神(2分42秒:1.12MB)
【各務原線】田神→細畑(2分30秒:1.14MB)
【各務原線】細畑→切通(1分38秒:773KB)

電装品を一部流用しているとはいえ、走行装置は界磁チョッパとなります。ただ、随分と渋い音で、あまりチョッパらしくないような気も…。


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