サ120形
窓が小さく高い中間車。内部・八王子線の車両の中でなんだか際立って旧型のオーラを放っているこの車両は、1931年に北勢線(当時は北勢鉄道、後に近鉄、現在は三岐鉄道)が開業した際に登場した車両で、大抵の車両はすでに引退していますが3両が電装解除&中間車化を施したうえで現在の形式となり、内部・八王子線で長きにわたって使用されるに至りました。また、その車両とは別にサ130形からの編入車も1両だけ在籍しており、形式こそ同じものの実質まるで別の車両でした。

内部・八王子線のあすなろう鉄道への移管後に行われた260系の車両更新とその他の車両の置き換えの影響により、2018年に引退。以降は日永駅に台車が1組保存されています。

上写真は122、日永にて。
簡単な年表
1931年 登場(モハニ50形として)
1964年 モニ220形に形式変更。
1982年 電装解除、中間車化の上で「サ120形」に形式変更。
1992年 北勢線から引退
2018年 内部・八王子線の車両更新により引退
最終更新:2023/2/23
台車保存の画像を追加。



〜車両(編成)別〜
U63
(サ121)
除籍
四日市
U62
(サ122)
除籍
日永
U64
(サ124)
除籍
日永


〜形式別〜
サ120
サ121(四日市)

サ122(日永)


〜保存車〜
台車(NKC-2)
サ122で使用
(日永駅)


〜Others〜
ドア 右開き 車内 吊り革 扇風機 側 灯
ドア 左開き

四日市あすなろう鉄道のTopへ近鉄のTopへ東海地方の鉄道のTopへ鉄道データのTopへTopへ