2000形 |
1982年に登場した快速特急用の車両で、2100形の登場まで第一線で活躍していました。2000年に2扉での運用を終えた後も廃車とはならず、3扉化と車内の更新を行い、旧型車の置き換えに従事することになりました。更新の結果、車内はロングシートになりましたが、快速特急に使われていた車両だけあり乗った印象はとても良い車両です。 ただ、散々快速特急に酷使していたことから車体の痛みは強かったようで、ステンレス車体のN1000形の増備に伴い2012年から置き換えが進み、2018年3月を以て全ての車両が引退しています。 上写真は京急蒲田にて。 |
簡単な年表 1982年 登場 1983年 鉄道友の会ブルーリボン賞受賞 2000/8/27 2扉運用終了。 2012年 初廃車 2018/3 引退 |
最終更新:2021/7/3 【編成別】2421,2441(1枚)追加。 【風景】1枚追加。 【その他】京急ミュージアムでの2枚を追加。 |
2013年1月から、トップナンバーである2011編成が2扉時代の塗装を復刻しています。これは、2000形の就役30周年を記念したもの。やはり、2000形にはこの色の方が似合っていますね。 撮影場所:京急川崎 |
〜編成別〜
デハ2000形 (M1) |
2046(久里浜工場) |
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デハ2000形 (M2) |
2042(久里浜工場) |
2047(久里浜工場) |
デハ2000形 (M3) |
2043(久里浜工場) |
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デハ2000形 (M3c) |
2018(京急川崎) |
ドア | 車内 | ボックスシート | ロングシート | 座席袖仕切り | |
ドア 黄帯 | 貫通扉 | 運転台 | カーテン |
普通 品川 | エア急 新逗子 |
・2000形走行音 【京急本線】京急鶴見〜神奈川新町(4分13秒:1.34MB)…2031編成にて 【空港線】羽田空港(国内)〜羽田空港(国際)(3分14秒:1.03MB)…2011編成にて 【空港線】羽田空港(国際)〜天空橋(1分55秒:628KB)…2011編成にて 【空港線】天空橋〜穴守稲荷(1分22秒:449KB)…2011編成にて 他では全く聞いたことのない重厚な音。快速特急にこそ使われなくなったものの、今でもエアポート急行などでそこそこ速度を出しているので、気分を味わいたい方は羽田空港以南で乗車してみると良いでしょう。 |
・2000形2031編成神奈川新町発車(youtube) もともと快速特急用の2扉車だった2000形。3扉になってからは特急用の列車ではないことを示すためか800形や1500形のような色に改められてしまいましたが別に快速特急用でも何でもないN1000形が2100形と同じような色になっていることを考えると色を変える必要があったのかどうかはちょっと気になるところです。 音に関しては、他の京急の車両では全く聞けない音。それどころか全国見ても同じ音の車両はそうはいないんじゃないかな…。起動音が非常に特徴的です。 |
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・京急蒲田の踏切(youtube) 2012年に高架化された京急蒲田駅。交通量の多い道路を単線&急カーブの踏切で横切る光景も過去のものになってしまいました。そのため、当時の様子を記録してきました。動画編集なんて初めて行ったので見るに堪えないものかもしれませんがどうかご容赦ください。 ちなみに、最後にやってくる2000形が途中からの収録となっていますが、これは写真撮影も行ったためです。ご了承ください。 |
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・2000形ドア開閉(youtube) 長い間快速特急の主役だった2000形。後継の2100形が登場しても、3扉に改造された上で活躍を続けています。4両編成はともかく8両編成は3扉化後は出番が少なかったのですが、近年横浜方面から羽田空港へ直通するエアポート急行の運用が登場。そちらによく充当されるようになりました。 扉は化粧板が付いています。次に登場した1500形が銀色の扉だった事を考えると、快速特急用という事で少し豪華にした結果だったのかもしれません。ドアチャイム等はなく、扉の音や動きも他の車両と違いはありません。 |
仲木戸 | 品川 | 市場〜花月園 | 久里浜工場 | ||
久里浜工場 | 品川 |
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