南部縦貫鉄道
東北本線の野辺地から、それまで鉄道のなかった青森の七戸までを結んでいた小さな私鉄で、貨物輸送も細々と行いつつ小さな車両を運行していました。「レールバス」というタイプの鉄道車両を有名にしたこの鉄道、上の車両も一度は写真で見たことがあるのではないでしょうか。

1997年に利用低迷により運行が休止され、そのまま復帰することなく2002年に廃止されてしまいましたが、有志が保存会を立ち上げ、現在も七戸駅周辺が保存されており、車両の動態保存も行われ、公開運転が行われるたび盛り上がっているようです。何だか、こうして廃止後も愛されているのは幸せなことですね。

尚、南部縦貫鉄道自体は2004年に「南部縦貫」という社名に変更し、現在はタクシー事業を行っています。



最終更新:2012/7/22 ページの作成



〜自社車両(斜体は引退)〜
アイコン 車両名 活躍路線 アイコン 車両名 活躍路線
キハ10形
(101・102)
南部縦貫鉄道線(全線) キハ10形
(104)
南部縦貫鉄道線(全線)
DB11形 除雪用 DC25形 南部縦貫鉄道線(全線)
D45形 南部縦貫鉄道線(全線) その他 雑務


東北の鉄道のTopへ鉄道データのTopへTopへ