キハ10形
「レールバス」という言葉でこの車両が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
この車両は1962年に富士重工で製造されていた地方私鉄向け車両の一つで、「レールバス」という車両が当時は非常に珍しく、大きな話題となりました。その当時のバスの構造を基にしているため、現在第3セクター鉄道などで活躍しているレールバスとは大きく見た目が異なっています。警笛もバスのクラクションを用いていたとのこと。青森県の積雪地で運用されることから、スノープラウを装備しています。

開業当時から1997年の休止のその時まで使用され続け、一般のレールバスでは考えられないほどの長寿(なんと35年間。ちなみに一般的にバスは15年程度で置き換え)となりました。2両が在籍していましたが、2両とも保存会によって保存および整備が継続され、動態保存も定期的に行われています。

上写真は101、七戸にて。
簡単な年表
1962年 登場
1997年 南部縦貫鉄道の休止によって運用離脱
現在  保存会によって動態保存中
最終更新:2012/7/22 ページの作成



【写真】
 
〜車両別〜 ※撮影は全て七戸にて
101
102



〜Others〜
車両番号 形式表示 製造表示クラクション
テールライト ヘッドライトスノープラウ台車ドア
連結器(右は104)通風孔車内



〜行先表示〜
七戸⇔野辺地野辺地⇔七戸



〜風景・並びなど〜 ※撮影は全て七戸にて


南部縦貫鉄道のTopへ東北地方の鉄道のTopへ
鉄道データのTopへTopへ