国鉄の第1次特定地方交通線に指定された角館線、第2次特定地方交通線に指定された阿仁合線を引き継いで開業した第3セクターが秋田内陸縦貫鉄道で、その3年後には両線を結ぶ路線を開業させ、100km近い長距離を運行することになりました。長距離故、急行列車も運行されるなど珍しい運行形態を持っています。
特定地方交通線に指定された路線2つとそれを結ぶ路線で構成されている事から分かるように経営は厳しいようですが、沿線で田んぼアートのアピールに力を入れてみたり、車両そのものを魅力ある仕様にしてみたり(観光仕様の車両以外も秋田犬のステッカーが随所に散りばめられています)…と、努力が続いているようです。急行列車に関しては、半分観光列車のような立ち位置でもあるようで、アテンダントの方による車内販売や沿線案内も行われています。
とても雰囲気が良く、これからも長く長く存続してほしいと感じた路線の一つとなりました。
最終更新:2025/9/6 全ページを更新。 |