ようやく7000系を置き換える計画を立てた南海電鉄が2007年から導入した車両で、幾多の試運転を経て2008年から運用を開始しました。コンセプトは「やさしいが、うれしい」。
2011年頃まで導入速度はのんびりした感じでしたが、次第に勢力は拡大し、7000系や7100系の代替に充てられました。特急「サザン」の自由席車両にも用いられていますが、この場合の相方は12000系となり、10000系との併結は出来ません。当初は南海本線系統でのみ運行されていましたが、後に数本が高野線系統に移動し、本線と高野線の双方で運行される車両になりました。 この車両の大きな特徴はいわゆる「標準車体」になったこと。関東の私鉄では似たような形態を持つ車両はそこら中にいますが、関西の私鉄ではちょっと珍しい存在です。現在は、この車両を基にさらなる改良が加えられた8300系に製造が移行しています。 上写真は8005F、住吉大社にて。 |
簡単な年表 2007年 登場 2008年 営業運転開始 |
最終更新:2025/5/31 【編成】8001F,8002F,8003F,8004F(1枚)それぞれ追加。 【Others】扉上案内表示、吊り革、車椅子スペースを追加。 【車両の音】北野田→金剛の走行音を追加。 |
〜編成別〜
モハ8001 | モハ8013(和歌山市) |
モハ8101 | モハ8113(和歌山市) |
サハ8801 | サハ8813(和歌山市) |
サハ8851 | サハ8863(和歌山市) |
ドア LED無し | ドア LED有り | 車内 | 座席 | 優先席 | 貫通扉 |
座席袖仕切り | 台車 | 扉上案内表示 | 吊り革 | 車椅子スペース |
特急サザン 関西空港接続 泉佐野乗換 | 特急サザン 和歌山市 自由席 | 普通 和歌山市 | |||
普通 関西空港 |
・8000系走行音 【高野線】北野田→金剛 よくある前期の日立IGBTとなり、特徴はありませんが音量は大きいので聞きごたえはあるかと思います。高野線の場合、収録するのはなるべく橋本に近い区間の急行がお勧め。 |
・8000系8011F難波発車(youtube) 7000系統の後継として登場した8000系。近年の新型車両としては至ってシンプルなデザインに感じます。モーターも取り立てて珍しくない日立IGBTですが、音量は大きいので聞き応えがある印象です。 |