200形
1950年に登場した主力車両の一つで、当時路面電車界で一つの標準型とされた都電6000形ベースの車両。そんな車両が未だに現役バリバリで働いているのだから、物持ちの良さに驚かされるばかりです。
車体更新を施された車両が存在していたり、側窓が1段窓や2段窓だったり、台車の種類が6つもあったり、製造会社が3社も存在していたり、細かな違いが大きく、観察してみるのも楽しいかもしれません。
2017年7月時点で210号がとさでんグループの新塗装に塗り替えられている為、古い車両ではありますが今しばらくはこの味のある雰囲気が堪能できそうです。…なんて言えるのは、自分が余所者だからなのかもしれませんが。

上写真は211号、高知駅にて。
簡単な年表
1950年 登場
最終更新:2024/2/29
【車両別】201,207(1枚)、202(3枚)、213(2枚)を追加。
【保存車】218を追加。
【Others】ドア(左開き)を追加。
【風景】2枚追加。



201〜205の4両(203号は1971年に事故廃車)は車体更新が施され、側窓の上半分が固定化されたいわゆる「バス窓」になり、前面中央窓が拡大されています。率直に感想を言ってしまうと、この「更新車」に区分される車両の方が見た目は古く見える気がします。てっきり初期車だからこんな見た目なのかと思いきや、まさか更新車だったとは…。

撮影地:桟橋通五丁目
207号は、電車創業の111周年を記念して旧塗装(通称「金太郎塗装」)に塗り替えられました。

撮影地:桟橋通五丁目
213号も207号と似たような塗装となっていますが、こちらは旧塗装のうち、ツーマンで運行されていた車両に塗られていた塗装のようです。

撮影地:桟橋通五丁目

〜車両別〜
201
高知駅行き
高知トヨペット
高知駅
桟橋通五丁目
高知トヨペット
高知駅
桟橋車庫前行
高知トヨペット
はりまや橋
高知駅行き
高知駅
202
高知駅行き
桟橋通五丁目
高知駅行き
高知駅
高知駅行き
桟橋車庫前
桟橋通五丁目
蓮池町通
205
鏡川橋行き
はりまや橋
206
桟橋通五丁目
はりまや橋
207
知寄町行き
はりまや橋
鏡川橋行き
はりまや橋
桟橋車庫
208
領石通行き
はりまや橋
伊野行き
はりまや橋
桟橋車庫前行
わんぱーくこうち
はりまや橋
210
高知駅行き
高知駅
桟橋通五丁目
高知駅
桟橋通五丁目
はりまや橋
211
高知駅行き
高知駅
桟橋通五丁目
高知駅
領石通行き
はりまや橋
伊野行き
はりまや橋
桟橋車庫前行
わんぱーくこうち
はりまや橋
213
領石通行き
はりまや橋
伊野行き
はりまや橋
桟橋車庫前行
わんぱーくこうち
はりまや橋
文殊通行き
はりまや橋
伊野行き
はりまや橋
214
鏡川橋行き
はりまや橋
文殊通行き
はりまや橋


〜保存車〜
218
(わんぱーくこうち)


〜Others〜
台  車パンタグラフ ワンマン入口表示ドア 右開き運転台
車内押しボタン後部標識灯 全部標識灯ドア 左開き


〜車両の音〜
・200形走行音

【桟橋線】高知駅→高知橋(1分13秒:402KB)

見た目にもわかる通りとても年季の入った車両なので、吊り掛けの音も重々しく、コンプレッサーの音もいかにも古い車両といった趣。趣味的にはとても良いものの、自動放送は全然聞こえませんし、揺れもかなりのレベル。



〜風景・並び〜
桟橋車庫はりまや橋

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