もともと戦前〜戦後の雑多な車両の更新で登場した旧3000系グループの一員で、旧3000系統最後の生き残りとなった車両でした。デワ3040形は荷物車として登場した車両で、全部で3両が在籍していましたが、最終的に残ったのは3043号のみ。その3043号も荷物列車運用の必要がなくなって以降は恩田でデキ3020形同様入替車として用いられていました。
↑の写真では見えていませんが、この反対側の側面には両開きの大きな扉が設けられ、塗装も見ての通りド派手なものになった…などの変化がありましたが勿論旧3000系統の生き残りとしてそれでも貴重な存在でした。
最終的には2009年6月に他の入替用として残っていた車両と共に除籍となり、残念ながら解体されてしまいました。デキ3020が譲渡されて生き残ったのがむしろ奇跡だったのかもしれませんね。
上写真は恩田にて。
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