スカイライナーといっても京成電鉄の空港特急の事ではなく、ドイツのメーカーであるネオプランが製造する2階建てのバス車両の事で、日本では1979年に大阪の中央交通が輸入したのが始まりと言われています。国産の2階建てバス(エアロキングなど)が軌道に乗るまでの間は2階建てバスは殆どネオプランの一人勝ち状態が続いており、2階建てバスブームが起きていたこともありました。
都営バスにおいてもそんな2階建てバスブームに乗っかる形で、1981年からスカイライナーを用いた上野〜浅草間の観光路線バスを運行していました。塗装は赤もしくは青で、他の都営バスとは全く異なる塗装になっています。
それらのバスは市場の縮小により引退したものの、日の丸自動車工業へと譲渡され、現在では2階部分をオープン構造にした上で都内の観光路線バスとして運行される形の第2の人生を送っている車両が数多く存在しています。都営時代の色のリバイバルでもやってくれないかなぁ。
上写真は上野広小路付近にて。
最終更新:2020/10/6 ページの作成
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