いすゞキュービック / 東京都交通局

1984年、昭和58年排出ガス規制に対応した際にそれまで製造されていたC型をモデルチェンジして登場したのがキュービックで、いすゞ製の路線バスとして初めてとなるスケルトンボディのバスとなりました。他社のスケルトンボディと比べて、傾斜のあるデザインの上に大きな1枚窓となった前面スタイル等、非常に斬新なデザインで登場し、路線バスの一時代を築き上げました。2000年以降はエルガに製造が移行し、その時点で製造を終了しています。

基本のいすゞ純正の車体の他に、富士重工や西日本車体工業の車体を持つ車両も数多く製造されました。都営バスに於いても富士重工車体の車両が導入されていた事があります。

上写真はG-C170、錦糸町駅にて。
最終更新:2020/2/19
【PLV214】S-T305を追加。
【ULV224】C-Y655,P-W665を追加。
【ULV870L】P-Y791を追加。
【KCLV280】P-C182,P-C217を追加。
【KCLV832】S-E400を追加。



・P-LV214/314/218/318系

1984年に登場した初代のキュービックは、モノコック時代の製法を残しつつも大幅に角ばった車体形状、大型化した窓等、非常に斬新なスタイルを実現しました。エンジン出力とサスペンションによって型式の数字が分かれている為やや複雑ですが、エンジン出力220psでエアサスなら214、リーフサスなら314。エンジン出力275psでエアサスなら218、リーフサスなら318となります。
富士重工の車体を持つ車両も在籍していましたが、このころは丁度5Eと7Eの過渡期となっていました。

【深川】S-T305

足立22 か 34-90
P-LV214K(富士重工)
グリーンアローズ
浅草寿町付近?


・U-LV224/324/218/318系

1990年に平成元年排出ガス規制に適合して登場したモデルで、いすゞ純正の車体を持つ車両に関しては、車体のリベットレス化や窓枠の指示方法などを大幅に見直し、他社と比べて見劣りしない構造に進化したのが大きな特徴。分かりやすいポイントとして、後面のスタイルが凹凸の無いフラットな物に変化した事が挙げられます。
先代同様型式記号後の数字の種類が複雑で、エンジン出力が230psでエアサスなら224、リーフサスなら324。エンジン出力が275psでエアサスなら218、リーフサスなら318となります。

【新宿】C-Y655

練馬22 か 59-82
U-LV324K(いすゞ)
ビッグサイト⇔東京駅
東京ビッグサイト
【巣鴨】P-W665

練馬22 か 53-63
U-LV324K(富士重工)
西日暮里駅
【深川】S-W695

足立22 か 40-45
U-LV324K(富士重工)
東16
東京駅八重洲口


・U-LV870L

1992年、前年に登場した超低床試作車のLV870Lが正式に型式を取得したことにより登場した型式で、量産化にあたり、ドア配置が前中扉になり、中ドアには車椅子用のリフトが取り付けられました。東京都交通局では「リフト付き超低床バス」として華々しく登場したものの、製造費が嵩んだ事から、東京都交通局以外には大阪市交通局に2両が導入されるに留まりました。

【巣鴨】P-Y791

練馬22 か 61-36
U-LV870L改(いすゞ)
リフト付き超低床バス
草64
撮影場所不詳


・KC-LV280/380系

1995年、平成6年排出ガス規制に適合させた際、マイナーチェンジが施され、低床化に加えて全高を下げたのが主な変化となりました。また、ワンステップ、ノンステップ車両の導入も見越したことから車体側面の構造自体がそもそも見直されることになりました。アイドリングストップの展開強化も実施されています。型式は、エアサスなら280、リーフサスなら380となります。

【新宿】C-C210

練馬22 か 70-11
KC-LV280L改(いすゞ)
渋88
渋谷駅
【小滝橋】E-C180

練馬22 か 69-77
KC-LV280L(いすゞ)
国展01
東京ビッグサイト
国展01
東京ビッグサイト
【小滝橋】E-C181

練馬22 か 69-78
KC-LV280L(いすゞ)
国展01
東京ビッグサイト
【小滝橋】E-D293

練馬22 か 72-12
KC-LV280L(いすゞ)
回送車
東京ビッグサイト
【大塚】G-Z343

練馬22 か 63-29
KC-LV280L(いすゞ)
グリーンライナー
都02
錦糸町駅
【大塚】G-B672

練馬22 か 67-40
KC-LV280L(いすゞ)
グリーンライナー
都02
錦糸町駅
【大塚】G-B736

練馬22 か 67-68
KC-LV280L(いすゞ)
グリーンライナー
都02
錦糸町駅
都02
錦糸町駅
【大塚】G-C170

練馬22 か 69-53
KC-LV280L(いすゞ)
グリーンライナー
都02
錦糸町駅
都02
錦糸町駅
【大塚】G-C171

練馬22 か 69-54
KC-LV280L(いすゞ)
グリーンライナー
都02
錦糸町駅
【大塚】G-C172

練馬22 か 69-55
KC-LV280L(いすゞ)
グリーンライナー
都02
錦糸町駅
都02
錦糸町駅
【巣鴨】P-C182

練馬22 か 69-79
KC-LV280L(いすゞ)
ビッグサイト⇔東京駅
東京ビッグサイト
ビッグサイト⇔東京駅
東京ビッグサイト
【巣鴨】P-C217

練馬22 か 70-18
KC-LV280L改(いすゞ)
草64
浅草一丁目
【江戸川】V-C762

足立200 か 13-38
KC-LV380L(いすゞ)
錦25
葛西駅
錦25
葛西駅
【港南】Y-C768

品川200 か 14-95
KC-LV280L(いすゞ)
回送車
東京ビッグサイト
【港南】Y-C769

品川200 か 14-96
KC-LV380L(いすゞ)
虹01
東京ビッグサイト


・NE-LV288/388系

1994年、CNG車のプロトタイプがKC-LV280改として登場。この車両が正式に型式を取得してNE-LV288/388系として製造されました。床下にガスボンベを搭載する必要がある事から、左側のホイールベース部分の充填口付近や後部にグリルが増設され、屋根に安全弁を装着している点などが見た目上の違いですが、あまりわかりやすいとは言えません。導入した事業者はあまり多くない模様。

【臨海】R-B620

足立22 か 51-39
NE-LV288L(いすゞ)
東20
錦糸町駅
【臨海】R-B620

足立22 か 51-39
NE-LV288L(いすゞ)
秋26
秋葉原駅
秋26
秋葉原駅
秋26
秋葉原駅
【臨海】R-C266

足立22 か 52-41
NE-LV288L(いすゞ)
錦糸町駅
【臨海】R-C228

足立22 か 52-44
NE-LV288L(いすゞ)
秋26
秋葉原駅
秋26
秋葉原駅
【臨海】R-C239

足立22 か 52-46
NE-LV288L(いすゞ)
東20
錦糸町駅
平23
葛西駅
平23
葛西駅
秋26
秋葉原駅
秋26
秋葉原駅
回送
錦糸町駅
回送
錦糸町駅
錦22
錦糸町駅
【臨海】R-C240

足立22 か 52-47
NE-LV288L(いすゞ)
秋26
秋葉原駅
秋26
秋葉原駅
【臨海】R-C241

足立22 か 52-48
NE-LV288L(いすゞ)
東20
錦糸町駅
東20
錦糸町駅
【臨海】R-C244

足立22 か 52-51
NE-LV288L(いすゞ)
東20
錦糸町駅
秋26
秋葉原駅
【臨海】R-D254

足立22 か 53-60
NE-LV288L(いすゞ)
秋26
葛西駅
秋26
葛西駅
【臨海】R-D255

足立22 か 53-61
NE-LV288L(いすゞ)
錦22
錦糸町駅
【臨海】R-D260

足立22 か 53-75
NE-LV288L(いすゞ)
東16
東京ビッグサイト
東16
東京ビッグサイト
【深川】S-E359

足立22 か 55-51
NE-LV288L(いすゞ)
応援
東京ビッグサイト
【深川】S-E363

足立22 か 55-55
NE-LV288L(いすゞ)
東16
東京ビッグサイト


・KC-LV832系

1999年、高圧ガス保安法の改正により、CNG車のガスボンベに軽量素材が使用可能となった事から、NE-LV288/388系を基にCNGノンステップバスとして登場したのがKC-LV832系で、路線バスのバリアフリー化と低公害化の両立を達成しました。

上記のNE-LV288/388系同様、導入した事業者は少なく、ガスボンベの検査や交換に非常にコストがかかる事や、CNG車で他社への移籍も難しい事から、退役後に第2の人生を得る車両も殆どいないようです。

【臨海】R-D202

足立22 か 54-06
KC-LV832L(いすゞ)
秋26
秋葉原駅
【深川】S-E400

足立22 か 55-61
KC-LV832L改(いすゞ)
東15
東京ビッグサイト
【深川】S-E415

足立22 か 56-04
KC-LV832L(いすゞ)
回送車
東京ビッグサイト
回送車
東京ビッグサイト
回送車
東京ビッグサイト
【深川】S-E416

足立22 か 56-05
KC-LV832L(いすゞ)
回送車
東京ビッグサイト
木11
東京ビッグサイト
木11
東京ビッグサイト
木11
東京ビッグサイト
木11乙
東京ビッグサイト


〜ラッピング・ロゴ等〜
天然ガスバス

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