東武鉄道は、1950年代中ごろから貨物列車の電化を進めてきましたが、そのうち1957年から導入された大型の機関車がこのED5010。長らく東武の主力機関車として活躍していましたが貨物列車削減の流れに伴い、1987年までに引退し、現在は2両が保存されていますが、東武博物館に保存されている5015号機の状態は素晴らしく、埼玉県内の公園に保存されている5020号機の状態は燦々たるものでとても対照的。両方揃えたい、という方でなければ東武博物館で見るのをお勧めいたします。
尚、最後まで東武で活躍していた電気機関車はED5060形とED5080形。形こそよく似ていますがこれとは別の機関車となります。
上写真はED5015、東武博物館にて。 |