1912年、ドイツのアーサーコッペル社で製造された小さなSLで、当初は有田鉄道で使用され、戦後になり東武がガソリン機関車と交換する形で取得しました。とはいえ、牽引能力も少なく、燃料や水の積載量も少なく、制御器も手動であったことから、ろくに活躍も出来ぬまま川越機関区の中で留置され、1958年以降はときわ台駅構内に展示。1973年に現在の展示場所である板橋区の城北公園に移ったようです。
ろくな活躍もしていないのに東武鉄道の車両として良いのかは微妙なところですが、一応最後に在籍していたのは東武鉄道であるため、ここで公開することとします。
上写真は板橋区城北公園にて。 |