キハ2500形
国鉄準拠のキハ55&26、キハ20の置き換えを目的に1994年から2000年にかけて13両が製造された車両で、新潟鉄工所(現:新潟トランシス)の軽快気動車NDCシリーズの第2世代に当たる車両となります。見た目通り、お隣JR九州のキハ125や松浦鉄道のMR-400形と基本的に同一の車両です。2009年に踏切事故の為2512号が廃車されていますが、その他12両は現在に至るまで現役で、2013年に自動ドレン分油器と除湿装置にヒーターが設置され、厳密な形式名もキハ2500A形となりました。

個人的には、内装が暗色で統一されているのがちょっと残念。少し色調を変えるだけでイメージも変わると思うのですが…。

上写真は2510(神代町にて)
簡単な年表
1994年 登場
2009年 2512号が踏切事故で運用離脱
2014年 2512号が廃車(初廃車)
最終更新:2018/1/29 ページの作成



【写真】

2016年1月より、2505号の塗装が旧標準塗装にリバイバルされています。この塗装での運行は2018年まで続く予定で、そのまま2505号は引退する予定とのこと。もう廃車?とも思ったのですが、海沿いを走るから塩害の影響を受けやすいのでしょうか。

撮影地:諫早

〜車両別〜
2501
島原外港行き
「みずなし本陣」
南島原
2503
南島原
2505
島原外港行き
諫早
島原外港行き
南島原
2506
南島原
2510
諫早行き
「昭和堂」
神代町
※車内より
2513
島原外港行き
南島原



〜Others〜
ドア車内運転台



〜車両の音〜
キハ2500形走行音

【島原鉄道線】森山→釜ノ鼻(2分46秒:904KB)

ごく普通のディーゼルカーの走行音で、性能自体は見た目通り、JR九州のキハ125と変わりません。自動放送もありがちな声ですが、英語放送が完備されているのが珍しい特徴と言えそうです。速度を出す区間もあり、景色も良いので、車内の色彩がもう少し明るければ観光列車としても良いと思うのですが…。



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