1971年に2両が導入された車両で、この車両で導入されたスタイルが後にモボ101形を更新した際にも施され、嵐電の標準となった他、後の京福電鉄(現在のえちぜん鉄道と叡山電鉄)の車両設計の基本ともなりました。1990年には冷房改造も施されて他の車両と同様に運行されてきました。
その後、老朽化により2007年3月29日を最後に引退…するはずだったのですが、京都市営東西線の延伸開業により乗客の増加が予想されることから、301号のみが2008年3月1日に復帰し、その後現在に至るまで運行を続けています。相方の302号は廃車されてしまいました。
2018年12月現在、紫色に変更されることも無く、一昔前の嵐電のスタイルを残す存在として貴重な車両でもありますが、これが敢えて変更していないのか、変更の順番が回ってきていないだけなのかはわからないので、運行されている姿を見たい方は、お早めに…。
上写真は帷子ノ辻にて。
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