元々は材木屋レールなどの長い資材を輸送するか車として1919年から製造された国鉄の貨車の1つで、大井川鉄道には1962年と1963年に2両ずつが譲渡されました。木材貨物の運搬に用いられていたものの、貨物列車の運用減少に伴い1980年までに形式消滅となっています。
…という事で、かなり昔に運用を終了している車両の筈なのですが、2020年8月現在も新金谷駅付近の側線に303号が姿を残しています。正直、全く目立たないので見落としてしまいそう(失礼かもしれませんが、半端に解体されて床下だけが残っている車両なのかと思って最初は撮影していました)な存在ですが、貴重な車両であるには違いありません。
上写真は新金谷付近の側線にて。
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