1956年に製造された電気機関車で、大阪窯業セメントに導入され「いぶき500形」として運行されていました。同車は1999年にセメント輸送がトラックに転換されたことから除籍され、大井川鉄道に転入しました。その後も「いぶき500」といった車両番号が付いているものの、形式は「ED500形」に改められています。「いぶき」を「ED」と読むと解釈すれば話は早いかと。2両が導入されたものの、1両は三岐鉄道に譲渡され、現在は西藤原駅構内に保存されています。
大井川鉄道に残ったED501は、現在は専らイベント用に用いられています。
上写真はED501。新金谷にて。
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