1986年に西武鉄道で登場した小型機関車のE31形は、電車用の台車を用いている事から機関車の割に腰が低い見た目になっているのも特徴で、見た目の違和感をなくすために車体の下部を黒く塗装していたりします。
西武線内での用途が減っていった事により2010年に運転を終了。西武鉄道で31号が保存された他、大井川鉄道に32〜34号の3両が譲渡されて話題になりました。他の機関車と比べて出力が低く、また、法令手続きや整備の関係で運用開始が遅くなってしまったものの、2017年のイベント運転から運行を開始しました。最も、先述の通り出力が低い事から、主な使われ方はSL列車の補機としての役目であり、E31形をメインとする列車は2020年現在殆ど運行されていません。
上写真はE33。新金谷にて。
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