420系
1953年、近鉄名古屋線系統の特急車として登場した6421系(→420系)を譲り受けた車両で、近鉄のこの世代の車両が2000年代に現役で活躍していた大変貴重な例と言えます。

元々この車両は近鉄時代に1960年代には一般車に格下げされており、3扉に改造されていましたが、その際に片開きと両開きの扉が入り混じる面白い構造になったのが特徴。1984年には形式番号の振り分け方を変更したことにより、420系に形式変更。1994年までに廃車され、大井川鐡道に1編成が転属しています。

非冷房車であることから夏場の稼働率は低く、最終的には2009年5月の記念運行をもって運行を終了。それ以降は千頭駅構内に他の旧型車と共に留置されていましたが、2016年に解体されています。

上写真は千頭にて。
簡単な年表
1953年 登場(近鉄6421系として)
1960年代 11400系の登場により一般車へ格下げ&冷房撤去
1984年 形式を420系に変更。
1994年 引退 → 大井川鐡道へ転属
2009/5 最終運行
2016年 解体
最終更新:2009/9/10
ページ作成



〜車両別〜
421F
除籍
金谷⇔千頭
千頭
金谷⇔千頭
千頭
金谷⇔千頭
千頭


〜Others〜
パンタグラフ 台車

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