1921年、コッペル製の機関車。一畑電鉄が1922年から1929年まで使用され、その後は七尾セメントで専用線の入換列車に用いられていました。
1974年、その専用線が廃止されて長い長い時間が経過し、ボロボロになっていた同車が発見され、動態復元工事が行われました。そして、復元後は1977年から大井川鉄道の千頭〜川根両国間を往復するミニSLに用いられることになり、最初に運行されていた一畑電鉄にちなんで「いずも」という愛称も付きました。
1989年までミニSLで運行された後、新金谷駅前の「プラザ・ロコ」に保存されることになました。他のSLと異なる小柄な車体は、何だか新鮮な印象。
上写真はプラザ・ロコにて。
|