電化されている近江鉄道ですが、電力供給のコスト削減のためにレールバスを導入することになりました。1986年から導入され、貴生川〜八日市間で運用を開始しました。が、旅客の収容能力が低い事、レールバスであることから寿命が短い事等が災いし、1996年には全ての車両が運用を外れ、1両を除き全ての車両が廃車されてしまいました。
その後は、唯一解体を免れた13号が彦根駅構内の近江鉄道ミュージアムで展示されていましたが、レールバス故に老朽化があまりにも深刻で、2012年には解体されてしまいました。
上写真はLE10-13、彦根にて。
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