1969年に登場(例の如く車籍は流用)した通勤型車両で、車体は完全なオリジナル。登場当時はクリーム色+朱色のツートンカラーでしたが、後に黄色一色に変更された上、前面にステンレスの帯を設置し、扉もステンレス無塗装の物に変更されました。2005年頃までに800系に置換えられたものの、暫くは車籍を残した状態で彦江駅構内の近江鉄道ミュージアムに展示されていました。後にその車両も除籍され、1両が解体、1両が沿線保育園の遊具として再利用されましたが、その車両も2019年に撤去された為、現存する車両は無くなっています。
然しながら、505Fがレール輸送用の貨車としてチ11形に改造されており、電車から改造された貨車という異端な存在として未だに残っています。最も、その車両から500系の面影を辿るのは無理な話なのですが。
上写真は501F、彦根にて。
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