西鉄の前身事業者の一つである九州鉄道が1937年から製造した車両で、電動車に関しては1952年以降西鉄200形に編入されて運行を続けていましたが、車体長が短い事から輸送力不足の一因となり、1969年以降は甘木線の運用に固定となりました。その後細々とした勢力ながら運用は1989年までの長きにわたって続いた上、それ以降も動態保存車として1993年まで在籍していました。
流線型のスタイルはどことなく名鉄のモ510形に通ずるものがあり、ファンも多い車両のようです。現在は1両の先頭部が個人により保存されています。
上写真はモ211。二日市市の保存場所にて。
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