西鉄の路面電車のうち、北九州線で使用されていた最古参の車両で、北九州線が「九州電気軌道」という会社として開業した1911年に導入された車両になります。この後に、1形をモデルにして35形が作られたほか、後にこの車両と35形が福岡市内線に転属して101形と形式を改めたりしていました。
現在、門司港レトロ地区の「海峡ドラマシップ」に1両が設置されていますが、これは実際は車体は半分だけ(残り半分は鏡で写しているだけ)な上にレプリカなので実物ではありません。
長崎電気軌道に譲渡された車両が今でも運用されているようですが、そちらも専らイベント用なので普段の運用に用いられることは無いようです。
上写真は海峡ドラマシップにて。
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