貨物列車の近代化を目的に、1927年から3両が製造された車両で、元々鉄道省が1926年に登場させたED15形を基本とした設計となっています。後の改番によりED5000形となり、最終的には2002年の運用を最後に引退しています。その後も車籍のない機械として2006年まで入替用に用いられていました。
一方、この3両のうち2両が越後交通へと譲渡されて使用されていました。引退後は長野に里帰りし、小布施駅の「ながでん電車の広場」に保存されていたものの、2000系が丸々1編成この場に入る事になった為居場所を失い、一時的に廃止された屋代線の信濃川田駅へ移動。その後、長野市にある直富商事の敷地で保存されることになり、現在に至っています。
上写真は直富商事にて。
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