2000系 |
長野電鉄の看板列車として長らく運行されてきた特急型車両で、末期はリバイバル塗装なども話題になったのでご存知の方もいるのではないでしょうか。
1957年に登場したこの車両は、登場当時最新の駆動システム、台車、上質な設備を兼ね備え、当時の地方私鉄の電車として非常に高水準なサービスを提供していた、と言われています(この一文ほぼWikipediaから引用)。時々、普通車の運行に用いられることもあったようで、その時は特別料金は不要となっていました。末期は、登場当時の塗装を復刻した車両も出てきた(A編成)のですが、どうも茶色の色合いがその当時と微妙に異なっていたようで、再現度は今一つだったとのこと…。
1000系「ゆけむり」、2100系「スノーモンキー」の2つの特急に置き換えられ(一部は東急8500系で代替)、2012年に引退していますが、現在小布施駅構内にある「長電電車の広場」にD編成が保存されており、その姿を見るのはたやすくなっています(但し、通常車内は非公開)。
このほか、廃止された木島線の信濃川田駅構内にA編成が保存を前提に留置されているのですが、留置されて以降全く動きが無いようで…今後が心配です。
上写真はD編成、小布施にて。
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簡単な年表
1957年 登場
1999年 営団3000系のモーターで高性能化完了
2005/8/28 東急8500系の登場により初廃車
2012年 引退
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最終更新:2022/8/7 D編成の営業当時の写真を置き換え、その他の2枚を追加。
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