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モ870形
1965年に札幌市電で導入されたA830形を譲り受けて1976年から美濃町線に導入された車両で、窓の大きな特異なスタイルが特徴。北海道出身であることもあり、冷房装置を搭載していませんでしたが、1996年から冷房化が施され、その際に側窓が小さなものへと取り換えられています(側扉の部分を除く)。
2000年には、田神線と各務原線を経由して新岐阜へと直通する運用にも用いるため、1500Vにも対応される工事が施行されましたが、2005年の路線廃止に伴い引退しました。
現在は美濃駅に875号の前頭部が保存されています。
左写真は旧美濃駅にて。
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