1924年、京都市電初のボギー車として登場した車両で、増大する需要に応えるべく大型の車体となりました。車体は半鋼製で、低床車体を持っていたことも大きな特徴でした。1970年の伏見・稲荷線の廃止まで運行が続き、それ以降は交通局により非公開で保存されていましたが、2014年に梅小路公園に設けられた「市電ひろば」でカフェとして利用されることになり、現在に至ります。店舗とする為、内装は従来のイメージを残しつつも改装されていますが、外観は全く改造されておらず、往時の姿を偲ぶ事が出来ます。
上写真は梅小路公園にて。
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