600形
もともと700形・730形として1956年に登場した車両で、1966年の形式整理によって600形となりました。京浜急行初のカルダン駆動車として導入され、2扉セミクロスシートを採用。主に快速特急に用いられました。
2000形の導入により、1984年から86年にかけて廃車され、一部が高松琴平電気鉄道に譲渡されました。そちらは現在も運行が続いていますが、前面が貫通型に改造されているほか、車内はロングシートになっています(それでも、まだ運行されているのはとんでもない事なのですが)。

原型通りの車両は神武寺駅および東逗子駅のどちらからも徒歩20分程度の場所にある逗子第一運動公園に1両が保存されています。一時期は荒廃していたものの、修復も行われて状態はまずまず。但し、座席が劣化によりビニールシートに交換されている部分が多く、手入れの大変さを感じます。

上写真は逗子第一運動公園にて。
簡単な年表
1956年 登場(700・730形として)
1966年 600形に形式変更
1986年 引退
最終更新:2021/7/3
京急ミュージアムでの2枚を追加。



〜保存車〜
デハ601
(逗子第一運動公園)


〜Others〜
ドア 左開きドア 右開き車内 ロングシートクロスシート停車駅案内
運転台パンタグラフ台車


〜その他〜
京急ミュージアム

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