3000系
元々は、1900系の後継として1971年に登場した3000系で、殆どの編成が8000系に機器を流用して廃車された中、1編成のみが残り、1995年には車体改修工事も施行されました。この時に導入されたダブルデッカーはとても好評で、1997年には8000系にも連結されています。

2008年以降、新3000系と番号が重複することから用途が同じ8000系に30番台として編入されたものの、新塗装化および8000系のような更新工事の対象からは外れ、2013年3月の運行を最後に引退しています。尚、末期は3000系時代の前面に復刻(特急表示を幕からヘッドマークに戻し、車両番号を3000系時代のものに戻す)して運行されていました。

他の車両と比べて置き換え時点での経年が浅かった3000系は、先頭車の車体が大井川鉄道と富山地方鉄道に譲渡されました。2013年の引退後、富山にはダブルデッカーも譲渡され、同社の目玉の1つとなっています。その一方で、大井川に渡った車両は現在は運用を退いています。

上写真は8081F(3505F復刻後)、中書島にて。
簡単な年表
1971年 登場
1995年 車体改修工事を施行、ダブルデッカーを導入。
2008年6月 8000系に編入され、8000系30番台となる。
2013/3 引退。ダブルデッカーを富山地方鉄道へ譲渡。
最終更新:2023/5/31
【保存車】3505に5枚追加。
【ロゴ】特急表示(板)を置き換え。
【Others】後部標識灯、検査表記、製造表示を置き換え、前部標識灯、スカートを追加。



〜編成別〜
8081F
大和田枚方市 枚方市就役40周年
守口市
8081F
(3505F復刻後)
中書島中書島京橋 京橋淀屋橋淀屋橋


〜形式別〜
3100形
(8100形)
(M)

8000系30番台
8131(京橋)
3800形
(8800形)
(T/ダブルデッカー)

8000系30番台
8831(京橋)


〜保存車〜
3505
(くずはモール
SANZEN-HIROBA)


〜ラッピング・ロゴ等〜
特急表示
各車ロゴ
テレビカー
ダブルデッカー車
「時代祭行列絵図」


〜Others〜
パンタグラフ側灯後部標識灯 ドア 左開きドア 右開き車椅子スペース
車内 8030系貫通扉補助椅子 転落防止幌座席 3000系運転台
車内 3000系 検査表記製造表示前部標識灯スカート/連結器


〜行先表示〜
特急 出町柳特急


〜映像〜
8030系(クラシックスタイル)淀屋橋発車(youtube)

2013年3月での引退が決定済みの8030系は、前面を3000系時代に復刻したうえで運行されました。ダイヤも公開されていたので見ること自体は楽で助かります。
淀屋橋駅は4番線の手前に1番線が存在するため、4番線から電車が発車するときは1番線の通過放送が流れます。

8030系(クラシックスタイル)京橋到着(youtube)

京橋到着の様子。3000系時代の顔に復元されているものの、ほぼいつも通りの姿のままで運行を終えることになるんでしょうかね。


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