北越急行の開業当時、特急「はくたか」には681系の他にJR東・西それぞれの485系が用いられていましたが、このうちJR東日本の485系の運用の代替を目的として登場したのが683系。681系同様、JRの683系の色違いで、中身は全く同じです。JRの車両との区別から8000番台に区分されています。基本編成と付属編成が1本ずつ在籍していました。681系の半数しかいなかった計算となりますので、なかなか出会えない車両でもありました。
北陸新幹線の開業後は、JR西日本に譲渡されて特急「しらさぎ」「ダイナスター」「能登かがり火」に用いられています。赤い塗装の683系は見られなくなってしまいましたが、今しばらくは活躍も期待できそうです。
上写真はN03編成、富山にて。
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