元々は京都電燈福井支社越前電気鉄道部(えちぜん鉄道、および京福電鉄の前身)の時代の1920年に登場した小さな電気機関車で、1960年代頃からはけん引定数の小ささゆえに、貨物拠点駅での入れ替え機として用いられることがほとんどになっていたようです。末期は動態保存として残っていたような状態で出番も無く、1993年11月付で除籍となりました。
…が、その後も入替用の機械としての使用は継続され、1999年にはなんと車籍が復活し、本線走行も可能な状態に整備されてしまいました。路線の経営がえちぜん鉄道に切り替わった後は「ML6形」と呼ばれることになりましたが、車両上の表記は「テキ6」のままとなっていました。
2009年、入替用の機械として新型のモーターカーを導入することになった事から、このタイミングを機に勝山駅へと移動し、安住の地として保存されています。…が、ごく偶にイベント走行を行う事もあるようです。2024年時点で「稼働が可能な国内最古の電気機関車」となっており、これからも大切にしてもらえることを願わずにはいられません。
上写真は勝山にて。
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