特定地方交通線に指定された国鉄矢島線を引き継ぐ形で1985年に開業した第3セクター鉄道で、その後の路線名は「鳥海山ろく線」となりました。その名の通り、鳥海山が望める雄大な景色が沿線に広がっています。
鉄道趣味を持っていない人にとってはマイナーな鉄道ではあるものの、2015年に埼玉県の工業高校が乾電池で車両を22.615kmも走らせてギネス世界記録に認定された、という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。当該の車両は現在も運行中(もちろん乾電池駆動ではありませんが)。アテンダントが乗務して観光案内を行う列車も運行されているようで、地道な地方の足として頑張っていただきたいものです。
個人的には、矢島駅の売店のお婆ちゃんの優しさが暖かかった印象が強い路線でもあります。元気にしてたらいいな。
最終更新:2021/9/20 ページの作成
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