武蔵野鉄道にて、デキカ10形という名前で1923年に登場した機関車で、海外からの輸入による登場となりました。後に武蔵野鉄道が西武鉄道と合併するとE11形と形式を改め、1973年まで運用されました(実際はそれよりずっと前から休車になっていたとのこと)。
弘南鉄道には1961年に1両が譲渡され、弘南線用の機関車として運用されています。
尚、最後まで西武鉄道に残っていた1両はデキカ10形としての登場当時の姿に復元されて保谷車両基地に保存されています。その保存車と同じ車両が弘南鉄道で現役というのですから、不思議なものです。
上写真は平賀にて。
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